血管を若返らせ、血液をサラサラにする効果などがあるとして、NHKの生活情報番組の「ガッテン!」でも取り上げられ、たちまち「えごま油」が注目を浴びるようになった。
その一方で、エゴマ油を摂取するにあたっては、危険なメーカーがあるのかということで、疑問の声が上がっている。
また、気になる有名なメーカーの中に、紅花食品株式会社や株式会社朝日があり、安全なのかどうかということも、注目されている模様。
今回は、気になるこれらの情報について迫ってみようと思う。
目次
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えごま油の危険なメーカーとは?
えごま油を使用するに当たって”危険なメーカー”について迫ってみたい思う。
危険なメーカーを見分けるに当たっては、様々であるが、まずは”国産”であることが安心要素の一つであるかもしれない。
ただし、国産という表記があったとしても、鹿児島県にある某社のように、産地を偽装していた場合もあるので、その場合は安全というより、むしろ危険なメーカーに該当すると思う。
その点については、信頼できる会社であるのか口コミ等も含めて、しっかりと調べた上で、購入する必要があるかもしれない。
また、国産以外のものに関しては、韓国産であるとか、中国産のものは、「危険なメーカーではないのか?」と世間一般的に、危惧する声も上がっているが、その点については、一概に危険ということは言えず、メーカーによってはむしろ国産よりも安心な可能性もある。
よって、危険性を見極めるにあたっては、良品質か否かによって変わってくるのだ。それを見極めるにあたっては、以下の項目に注意をしていただきたい。
・農薬を使用していないかどうか(無農薬・有機栽培)
・低温圧搾法(コールドプレス)を搾取している油であるかどうか(エゴマ油は熱に弱いため)
・光をさえぎる方法で保存されているかどうか(遮光瓶や遮光ボックス等で保管)
・えごま種子100%かどうか(その他の不明な原材料が入っていることを防ぐため)
・添加物や保存料が使用されていない
これらの項目を目安にして、えごま油を購入していただくとより安心であると思う。
ちなみに、エゴマ油は100度を超えて加熱すると”過酸化脂質”という毒へと変わってしまうので、光を遮断していたり、熱を加えていないということは、とても重要な要素となってくる。
えごま油のメーカ・朝日や紅花は安全?
次に、えごま油の有名なメーカーとして注目されている、株式会社朝日と紅花食品株式会社で販売されているエゴマ油について見ていきたいと思う。
まず、朝日社で販売されているエゴマ油であるが、こちらは売り上げナンバー1の商品のようで、低温圧搾法(コールドプレス)を採用し、添加物等も使用していないとのこと。
農薬に関しては、無農薬ではなさそうであるが、残留農薬試験を行っているとのことで安心できるようだ。
なお、原産国(産地)については、中国産が多い印象であるが、加工は日本で行い、70項目以上の品質確認を行っているため、安全にはより力を入れているようだ。
次に、紅花社で販売されているエゴマ油であるが、こちらの原産国も商品によって異なり、国産のものもあれば、中国や、ニュージーランド産のものもあるようだ。
その他、内容によっては、商品ごとによって異なるが、低温圧搾法(コールドプレス)を使用しているものや、遮光瓶を使用している商品もある。
詳細については、商品ごとの詳細や口コミ等をご覧頂きたいと思う。ちなみに、紅花社で販売されているえごま油の中でも、「茨城県阿見町産 国産えごま油」については人気があり、すでに売り切れとなっている模様(※2019年6月26日時点)。
以上が、朝日社と紅花社で販売されているエゴマ油についてであるが、購入する場合は、詳細を調べた上で、より安心できそうなものや、ご自身にあったものを選び、お試し頂きたいと思う。
ちなみに以下は、Amazonのえごま油のリンクとなる。
・[Amazonブランド] SOLIMO日清オイリオ 有機えごま油 フレッシュキープボトル 320g
考察・まとめ
えごま油には、オメガ3(aリノレン酸)という成分が含まれ、様々な効能があるとして期待されている。
その効果は非常に多岐に渡るもので、冒頭で申し上げた、血管年齢を若返らせて、血液をサラサラにする効果の他に、動脈硬化を防いだり、認知症を防ぐ効果もあるという。
さらに、にきび予防、美肌効果、お通じの改善、代謝の改善によるダイエット効果や、視力回復、うつ病を含む精神疾患の安定という、まるで”魔法”のような効果が期待できるようだ。
また、認知症に関しては、なんと18歳から進行するといわれているので、社会人の方のみならず、早めに予防ができることから、学生の方にもオススメである。
そうなると、こんなに素晴らしいもの摂取しないというのは、とても勿体ないと思うが、それゆえに、多少値段が張ったとしても、より高品質で安全な物を選らんで買う価値はあるかもしれない。
筆者自身も、メタボ状態で視力も低いので、色々なエゴマ油を検討した上で、購入したいと思う。
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