今回は、「脂肪肝の治し方について」というテーマであるが、実は最近、筆者自身が脂肪肝であったということが判明した。
今まで健康診断で引っかかることはなく、結果は優良であったのだが、大学へ入ってから太りだし、最近の健康診断では、肝臓の異常が指摘された。
血液検査にてALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)という肝臓に多く含まれる物質に異常が指摘されたのだ。
通常の基準値が最大で45であるのに対し、筆者の場合、その21オーバーの66だった。
その後、内科へ行き、エコー検査と血液検査を受けて、改めて「脂肪肝」であるとの診断を受けた。
特に投薬は勧められず、食事制限と運動をするようにとのアドバイスを受けたが、これにはショックを受けたものだ。
そこで、改善に向けてまず気になるのが、食事を取るときに控えるものである。
その中に、「バナナ」はどうなの?という疑問の声がある。バナナというとフルーツであるので、健康には良いイメージがあるが、実際はどうなのであろうか。
また、以前に放送された「ガッテン!(旧・ためしてガッテン)」でも、脂肪肝について取り上げられていたが、その番組内で放送された対策についても、迫ってみたいと思う。
目次
脂肪肝の治し方と食事法がためしてガッテンでも放送!
2016年10月12日に放送された「ガッテン!(旧・ためしてガッテン!)」によると、脂肪肝に有効な治し方がズバリ!!「睡眠」であるようだ。
というのも、寝ている間に人は脂肪を消費するので、十分な睡眠(6時間以上)を取ることによって、脂肪を減らし、脂肪肝の改善に繋がるとのこと。
その他、食事法に関してはご飯の量などを少し減らしたり、栄養バランスが偏ることなく、バランス良く食事をする。ここで注意したいのが、全く食事を取らなかったり、量を減らし過ぎたりしないという点だ。
そして、1日30分程のウォーキングも重要であるとのことだ。
また、急激なダイエットは逆効果で、一時的に痩せたとしても、肝臓が脂肪を蓄えやすくなり、結果的に脂肪肝を悪化させることになる。
なので、少しずつ体重を減らしていくのが良いとのこと。
具体的には、10キロ痩せようと思ったときの目安の期間は半年間で、1ヶ月に多くても2~3キロまでの減量にとどめるのがベストのようだ。
脂肪肝の改善にエゴマ油もオススメ!?
ちなみに、脂肪肝の特集ではないが、2018年11月21日に放送された「ガッテン!(旧・ためしてガッテン!)」でも、ダイエットや、脂肪肝の改善に役立つ情報があったので、シェアしたいと思う。
それは、”えごま油”を摂取することで、えごま油に含まれる「オメガ3脂肪酸」が血糖値の上昇を抑え、全身の代謝を上げることから、ダイエット効果があると期待されている。
さらに、血液をサラサラにして、血管を若返らせ、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ効果として注目されているのだ。
ちなみに、エゴマ油を摂るときの注意点としては、油に含まれる「オメガ3脂肪酸」は熱や光などに弱く、酸化しやすいため、加熱後に摂取すると逆に”毒”となってしまう可能性もある。
なので、火を通した調理に使用するよりは、「ドレッシング」や、「たれ」などと一緒に使用しそのままかけて食べる方がいいようだ。
ただし、摂り過ぎはやはりよくないようで、適度に摂取する方がよさそうだ。なお、一日の目安摂取量は、小さじ一杯~大さじ一杯弱で、およそスプーン”一杯分”くらいであるとのこと。
また、摂取する時間帯のオススメは”朝”となっている。
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脂肪肝の治し方!食事で控えるものはバナナ?
脂肪肝の治し方で重要になるのが、特に食事であると思う。ということで、食事で控えるものについてまずは見ていきたい。
食事で控えるべきものの一つに「バナナ」が挙げられるが、なぜバナナは控えなければならないのだろうか。
その理由については、糖質を多く含んでいることにある。バナナの糖質に関しては、大きさにもよるが、おおよそ14g~28gとなっており、バナナ100gあたりで21gほど含まれているという。
バナナの糖質に関しては他の、果物と比較しても、トップレベルの高さとなっている。
とはいえ、全くバナナを食べてはいけないというよりは、栄養バランスに気を使って適度に摂取することができれば問題ないと思う。
また、実際に肥満になる原因は、カロリーの摂りすぎから来る脂肪の蓄積であり、糖質の摂取量に直接的な関係はないといわれている。
ただ、糖質を取る量を抑えることにより食欲を抑える効果があることから、痩せることに役立つとのことだ。
しかし、バナナには脂質代謝は向上させるビタミンB6も含まれているので、脂肪を燃焼させる効果があり、むしろ、脂肪肝の改善に役立つ効果が期待されている。
ちなみに、特に控えるものとして挙げられる食べ物としては、「ポテトチップス」、「フライドポテト等の揚げ物」など油を多く含む物であり、糖質やカロリーが高く控えたいところ。
外食でよく見られるメニューである「牛丼」などの丼物や「ラーメン」なども、糖質・カロリーが高めとなっているので、脂肪肝の方は控えておくと無難である。
あと、お酒については、飲みすぎると肝臓に良くないということは、ほとんどの方がご存知であると思うが、普段から多く飲まれる方は、こちらも控えておきたいところだ。
なお、糖質を抑える方法としては、通常の白米の代わりに、玄米や秘伝豆を食べるというのも有効なようだ。
特に「秘伝豆」は結構オススメで、秘伝豆はたんぱく質であるので、満腹になるまで食べても太らず、眠くなることもない。
また、水に戻すと約2倍の大きさになり、味も美味しく値段の割りにはかなりお得となっているのだ。
ちなみに以下は、秘伝豆のAmazonのリンクとなる。
[Amazon]国産(山形県) 秘伝豆(青大豆・ひたし豆) 1kg
筆者の秘伝豆のオススメの食べ方としては、豆をゆでた後でドレッシングや塩などをかけて食べると、とても美味しいのでかなりオススメである。
なお、糖質や脂肪を制限しすぎるのも良くないようで、ホルモンバランスを崩したり、筋肉量を減少させてしまったりと、体に悪影響を及ぼしかねないようだ。なので、制限をする場合は適度に行い、バランス良く食事をすることが重要となる。
ただし、脂肪に関しては、揚げ物などではなく、オリーブオイルや、魚の油を摂る方が体には良いようだ。
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