今、世間を騒がせているOpen AI社のChatGPTであるが、PCだけでなくスマホで利用したいという方も中にはいるのではないだろうか。
ChatGPT自体はGoogle Chrome(グーグルクロム)やSafari(サファリ)などのウェブブラウザで使用することができるが、スマホ等で利用する場合は日本語対応のアプリがあった方が手ごろで使いやすいと思う。
ちなみに現在、Microsoft(マイクロソフト)のBing(ビング)ではChatGPTの技術を搭載したチャット機能が新たに追加されたが、そちらではすでにアプリが提供されているためダウンロードも可能だ。
今回は、ChatGPTの日本語版アプリはあるのか?ということや、ChatGPTのAI技術を搭載したBingについても見ていこうと思う。
目次
ChatGPTの日本語版アプリはある
Open AI社のChatGPTの日本語版アプリはリリースされているのかについて、Google playストアとApp Storeの両方を調べてみたが、それらしきアプリは見当たらず、まだリリースされていないようだった(※2023/2/26現在)。
また、日本語版というよりアプリ自体がそもそも出ていないようで、おそらくこれからリリースされるのではないだろうか。
なお、ChatGPTと似たようなアプリはいくつかあったので、間違えないように注意していただきたいと思う。
ChatGPTのアプリに関しては、リリースされた場合は追記したいと思う。
スマホでBingをダウンロード(ChatGPTのAI技術搭載)
ChatGPTのアプリはまだリリースされていないようだが、Microsoftの提供するBingではすでにChatGPTのAI技術を搭載した新しいものとなっており、アプリもすでにダウンロードできるようになっている。
ダウンロードのページについては以下となる。
・Google Playストア 「Bing」
・App Store 「Bing」
AndroidであればGoogle Playストア、iPhoneであればApp Storeよりダウンロードが可能である。
なお、チャット機能を搭載した新しい「Bing」のフル機能を利用するためには、順番待ちリストに登録する必要があるので(※2023/2/26現在)、まだ登録されていない方はまずは登録していただければと思う。
また、順番待ちリストに登録する場合はMicrosoftアカウントでサインインする必要もあるので、Microsoftアカウントをもっていない場合は作成する必要がある。
考察・まとめ
MicrosoftのBingにもChatGPTのAI技術が搭載されているということだが、ChatGPTと全く同じかというとそうではないようだ。
主な違いに関しては、ChatGPTは2021年末までのデータしか学習しておらず、2023年の最近の情報にアクセスすることはできない。
一方でBingでは最近の情報にもアクセスすることができ、明日の天気予報は?という質問にも答えることができる。
ちなみに、ChatGPTにあってBingにない機能もあり、関西弁で話してと方言での会話を求めたときにBingでは標準語でしか応答できないのに対し、ChatGPTでは関西弁で応答できるという特徴があるようだ。
ChatGPTとBingのチャット機能の両方を使ってみた感想としては、色々検索しなくても自動的に色んなWebサイトのページを参照し回答してくれるというのはとても便利だと思った。
ただ、かといって今までの検索機能が不要かというとそうでもなく、チャットボットだと回答に少し時間がかかったり、求めた答えが出ず結局検索をして調べるということもある。
(※ChatGPTでは有料プランに加入することでレスポンス時間を短縮することは可能)
なので、今後はGoogle検索等とチャットボット機能の両方を上手く組み合わせて使うというのが主流になっていくかもしれない。