2023年もそろそろ年末に近づき、徐々に2024年1月17日の日も近づいてきている。
阪神淡路大震災は1995年(平成7年)1月17日午前5時46分にて発生した。
マグニチュード7.3の巨大地震であったが、明石海峡を震源とし、兵庫県を中心に近畿地方を襲ったのだ。
この巨大地震における被害は凄まじいものであったが、
あれから、もう20年以上も経つというのだから、時の流れというのは、
本当にあっという間であると思う。
そして震災発生後、毎年1月17日には神戸市の様々な場所で、
追悼式が行われているのであるが、やはりメインとしては、
「阪神淡路大震災1.17のつどい」であると思う。
被災者に思いを寄せ、言葉を胸に思い浮かべてみてはいかがだろうか。
今回は、黙祷の時間(時刻)や、実際に黙祷を行うときの、
やり方などについて、解説してみたいと思う。
黙祷の時間について(※2023年11月28日更新)
1.17の黙祷の時間については、阪神大震災が発生した時間となるので、「午前5時46分」が黙祷の時刻ということになる。
毎年行われる恒例の行事の「阪神淡路大震災1.17のつどい」は神戸市が主催を行い、神戸市中央区の東遊園地(神戸市役所の南側)にて黙祷式が行われている。
今年2023年も「阪神淡路大震災1.17のつどい」が開催されたようだ。
黙祷を行うのも重要なことであるが、今のこのご時勢においては、コロナウイルスの感染対策にも気を配らなければならない。
一時と比べたらコロナの脅威は落ち着いているが、それでも消毒やマスク着用は必要に応じて行うと良いかもしれない。
黙祷のやり方・方法について
次に、黙祷のやり方・方法について解説してみたいと思う。
黙祷とは、そもそもどういう行為なのかというと、呼んで字のごとくではあるが、
言葉は声には出さずに、祈る行為で、心の中で対象に語りかけること、あるいは、
自分の気持ちを見つめなおし、思考などの整理を行うことといわれている。
ただ、日本においては弔意を表す際にも用いられ、1.17の阪神淡路大震災のような大災害により、
被害を受けられた方や、戦争でお亡くなりになった方々へ向けた慰霊の行事ということで行われている。
そして、黙とうのやり方や作法というのは特にないものとなっているが、
強いて言うならば、周りの人に迷惑をかけないということくらいであろうか。
例えば、不必要に大きな声を上げたり、写真を撮ったりや、暴れたりするというのはもっての他であるが、
なるべく、携帯電話の音もならないように、マナーモードなどにしておくと良いかもしれない。
その他、人として最低限のマナーを意識していれば、特に問題はないと思う。
なお、黙とうの方法としては至って簡単で、動かずにじっとして言葉は心の中で語り、黙ってお祈りをする。
そして、時間としては一分ほどとなるようだ。
その際に、頭を下げたり、手を合わせたりというのは自由で、
、どのような祈りを捧げるのか?ということも人によって様々で、特に決まりというものはない。
1.17では地震の被災者に向けてお祈りするものであるが、震災に限らず、戦争等においても、
お亡くなりになられらた方々のことを思い、その出来事を忘れないという姿勢が最も重要なのではないだろうか。
個人的な意見・感想等
阪神大震災が起きた当時、筆者自身もその付近に住んでおり、
木造建築の家がボロボロになったのを今でもはっきりと覚えている。
その時筆者は、非常に幼かったものであるが、早朝に発生したということもあり、
起きたらいきなり、タンスやら冷蔵庫やらが倒れており、一体何が起きたのか?と驚いたものだ。
ただ、幸い、自分や兄弟、両親も無事であり、誰も怪我をしていなかった。
トイレも完全に壊れてしまい、水を流そうとしても全然流れない状態であった。
家が今にも崩れそうだったので、すぐにタクシーで脱出し、祖母の家へと向かったのを覚えている。
筆者自身、阪神淡路大震災を目の当たりにしているので、震災の出来事は絶対に忘れないと思う。
中にはご家族をなくされたり、大怪我をされたり、本当に今も心に傷を負われている方々も多いと思う。
1.17は絶対に、忘れてはならない日としてこれからも我々の心の中にあり続けるとともに、
地震による被害を少しでも減らすために、防災を常日頃から意識しておくということが、重要なのであると思う。