2011年3月11日にて、東日本大震災が発生し、多くの方々が被災された。
そして2023年現在では、あれから12年目を迎えることとなる。
気になる黙祷が何時に行われるのか、ということに関しては、毎年同じ「14時46分」となっている。
震災が発生したときはそれに伴い津波も発生したが、その時の出来事は常に忘れずにいたい。そして、3.11の日が来るたびに思い出し、胸に刻みたいところある。
今回は、2023年における東日本大震災の黙とうの時刻や、いつまでするのか?などについて触れていきたいと思う。
目次
3.11黙祷の時刻について
3月11日(3.11)における黙祷の時間が何時であるのかに関しては、大地震の発生時刻である「14時46分」に、祈りをささげる習慣が根付いてきているようだ。
黙祷に関しては、多くの方が亡くなった津波発生時の時刻にするべきである、という意見もあるが、同時に黙祷は行えないので、地震発生時ということになっているのかもしれない。
何時に行うにしても重要なのは、時刻というより、震災を忘れない心構えであると思う。
ちなみに、福島県では2023年3月11日(土)に福島市の「パルセいいざか」で、「東日本大震災追悼復興祈念式」を執り行うようだ。
ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一般の参列はできず式典後に献花を受け付けられているとのこと(※献花の数に限りあり)。
詳しくは、福島県公式の復興情報ポータルサイトである「ふくしま復興ステーション」にて掲載されているのでご確認いただければと思う。
3.11東日本大震災の黙祷はいつまでするの?
東日本大震災の黙祷を会社など、団体や組織の一員として行うこともあると思うが、いつまでやるのか?と疑問に思われる方も中にはいるようだ。
こちらに関しては特に明確にいつまでと決まっているわけではないが、災害に対する悲惨な経験を忘れないためにも永遠に行うのが望ましいと思われる。
西日本に住まわれている方など、東日本大震災にそこまで直接的な関りがない団体や組織に所属している場合は、ある程度の年数まで行うというケースも考えられる。
とはいえ、震災はいつどこで起こるかわからないので、いつ起きても対応できるよう警戒しておきたい。
3.11黙祷の言葉・やり方について(2023年)
次に、黙祷を行う際、言葉はどのようにするべきかという、やり方についてであるが、まず、言葉は口には出さず、「静かに黙って祈る」という行為を行う。
そして、心の中で思う言葉自体は人それぞれであり、どのようなことを祈るかは、自由となっている。
地震や津波でお亡くなりになった方々に対し、自分自身の言葉で語りかけたり、ただ目をつぶってその出来事に対し、気持ちを込めても良いかもしれない。
なお、時間に関しては、決まった時間というのはないが、内閣府の呼びかけで行われる黙祷では、約1分と定められているようだ。
黙祷に取り組む際は、手を合わせたりするという決まりはないが、そのあたりは自由となっている。
ただ、学校や会社などで行う際は起立してください、というようなアナウンスがある場合もあるので、その場合はアナウンスに従って行うというのがマナーのようだ。
やり方以外に、黙祷の際に気をつけるべきマナーについてであるが、例えば、黙祷の最中に、ケータイを触ったり、ツイッターなど、SNSで「黙祷なう」のようにつぶやくのは、やってはいけないことであると思う。
その他、他人に迷惑となる行為なども控える必要はありそうだ。
今年2023年もまだまだコロナが収まったとは言いきれないので、マスクの着用であったり、不要な会話を控えるなどの心配りも必要になりそうだ。
考察・まとめ
3月11日の東日本大震災では、本当に多くの方が犠牲になり、今でも震災のことが忘れられないという方も多いと思う。
そして、3.11の日が来るたび、震災のことを思い出し、これからも震災の恐ろしさというものを胸に刻み、次の世代へと語り継いでいくのが重要なのであると思う。
そして、忙しいとつい忘れてしまうのであるが、常に地震などの防災を心がけ対策を練っておきたいものだ。