近年における仮想通貨バブルは凄まじいものがあるが、その背景にはDeFiバブルが影響しているとも言われている。
DeFiは(分散型金融)とも訳されるが、中央集権型といわれる銀行とはことなる管理者不在の金融ということで日本でも注目を集めつつある。
DeFiは金融リテラシーだけでなく、ある程度のITリテラシーなどを必要とすることから、日本人の利用者よりも海外の利用者の方が多かった。
しかし、最近ではDeFiのうま味が日本でも知れ渡ってきたのか、これまで仮想通貨やDeFiに興味がなかった人も徐々に参入し始めている様子。
今回はそんなDeFiの中でも注目を集めているSolana(ソラナ)のブロックチェーン上に成り立つ、Raydium(レイディウム )という取引所について見ていきたいと思う。
筆者もつい最近、Solanaウォレットを作成し、Raydiumを始めたばかりであるが、Swap(スワップ)機能を利用しようとしたところ、エラーが何度も出てうまくできなかった。
エラーの内容としては、「failed」と表示されSwapにかなり手こずったが、今回はこのようにSwapができない場合の対処法について主に解説していきたい。
目次
RaydiumでSwapできない場合(failed)の対処法
筆者の場合、Raydium(レイディウム)でRAY(レイ)とSOL(ソル)というトークンをSwapで交換しようとしたときに、「Swap failed」と同時に「Transaction too large 1348 > 1232」というエラーが表示された。
最初は「???」といった感じでわけがわからず、SOLが足りないのかと思い、Swapする枚数を減らしたりしたがそれでも上手くいかなかった。
ただ、調べていくうちに、ウォレットにRAYを追加していないことが原因であることが判明した。
なので、同様に「Swap failed」と「Transaction too large」というエラーが出てSwapに失敗する場合は、交換したいトークンをウォレットに追加することで上手くいくと思うのでお試しいただければと思う。
実際にウォレットに追加する手順については次の項目にて解説していきたい。
Sollet(ウォレット)でのトークン追加手順
筆者の場合は、Solanaウォレットとして「Sollet」を利用しているが、Solletでのトークン追加方法は以下のようになる。
①Solletの画面の右上にある「+」をクリックする
②追加したいトークンの右側にある「ADD」をクリックする
③Raydiumの画面に戻り、「Swap」をクリックする
④左側に「Solana SPL Token Wallet」というWindow(ウィンドウ)が表示されるので、その下にある「APPROVE」をクリックする。
もし、Swapしたいトークンがウォレットに追加されていなかった場合は、上記の手順で追加していただければと思う。
Swapの際に 「failed」と表示される場合も上記手順でウォレットにトークンを追加することにより解消されると思われるので、お試しいただければと思う。
考察・まとめ
Solanaは日本ではわりと最近注目され始めたブロックチェーンであるが、手数料も安く、トランザクションの速度も早いということでBSC(バイナンススマートチェーン)に取って代わるのではないかと期待されている。
また、2021年4月29日には、RaydiumでMedia(メディア)トークンのセールが始まり、30日には販売が開始されるということで、こちらもかなり注目が集まっている。
販売が開始されてから、RaydiumのRAY(レイ)トークンも爆上がりしているということで、Mediaトークンの価格上昇にもかなり期待が持てそうだ。
ただし、必ずしも価格上昇するとは限らないので、もし購入される場合は、値下がりするリスクも考慮しつつ、自己責任・自己判断の下、行っていただきたいと思う。