マルハラとは?「頭おかしい」「くだらない」と言われる理由をわかりやすく解説

マルハラとは、LINEやチャットなどの短いやりとりで、文末の句点「。」に冷たさや威圧感を覚える現象を指す言葉である。

たとえば「了解です。」や「わかりました。」のような返事を見て、「怒っているのかな」「会話を終わらせたいのかな」と感じる人がいる、という話だ。

ただし、最初に押さえておきたいのは、句点を使うこと自体が悪いわけではないという点である。

句点は日本語の文章で普通に使われる記号だ。

ちなみに、筆者自身もよく句点を使っているが、特に問題になったことはない。

また、マルハラに関しては「頭おかしい」や「くだらない」といった声もあるが、実際のところどうなのだろうか。

今回はそんなマルハラ実情に迫っていきたい。

目次

マルハラについて

マルハラとは、「マルハラスメント」を短くした言葉である。

LINEやSNS、チャットなどで、文末に句点「。」が付いたメッセージを受け取ったときに「冷たい」「怒っている」「怖い」というような威圧的に見えると感じる現象を指して使われている。

句点がそのように見える理由は、チャットの文体が会話に近いからだ。

普段のLINEでは、「了解」「ありがとう」「あとで送るね」のように、短い文をそのまま送ることが多い。

そこに「。」が付くと、急に文章がかしこまって見える場合がある。

たとえば、次のような違いである。

・了解

・了解!

・了解。

意味としてはどれも大きく変わらない。

しかし、受け取る側の印象は少し違う。「了解!」は明るく見えやすいが、「了解。」はそこで会話が閉じたように見える人もいる。

これについては、気になる人もいれば、まったく気にしない人もいる。

ちなみに、筆者は基本的には気にしないが、普段「。」を使わない人が急に使うと「何か怒っているの?」と感じることはある。

なお、厚生労働省委託事業「あかるい職場応援団」のパワーハラスメントの説明では、職場のパワハラは優越的な関係や業務上必要な範囲を超えた言動など、複数の要素で判断されるとされている。

そのため、句点があるだけで制度上のハラスメントになるとは考えにくい。

よって、マルハラは句点を禁止するための言葉ではないと結論付けることができる。


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「頭がおかしい」「くだらない」と言われる理由

マルハラが「頭おかしい」「くだらない」と言われるのは、句点を悪者にしているように見えるからだ。

句点は学校でも文章でも普通に使う。メールや仕事の文章では、むしろ句点がある方が自然な場面も多い。

そのため、日常的に「。」を使っている人からすると、「なぜ普通の句点までハラスメント扱いされるのか」と感じやすい。

もう一つの理由は、受け取り方だけで相手を責めているように見えることだ。

送った側に怒る意図がなくても、受け取った側が怖いと感じたらマルハラになる。

そう聞こえると、気を使う範囲が広すぎると感じる人が出てくる。

「何でもハラスメントと言えばいいのか」という反発も、このあたりから出ていると思われる。

ただし、怖く感じる人を「くだらない」や「頭おかしい」と切り捨てるのも良くない。

チャットでは表情や声のトーンが見えない。

なので、短い文字だけで相手の機嫌を読む場面では、小さな記号が思ったより大きく見えることがある。

筆者も普段は怖いとは思わないが、先ほど述べたように普段句点を使わない人が急にかしこまった感じで「。」を使うと、「あれ?ちょっと気分を害したのかな?」と思うことがある。

例えば、普段は「おはよう」のメッセージにプラスして絵文字を送ってくる人が、急に「おはようございます。」と送ってくるとやや圧を感じることがある。

筆者の経験上、実際に上記のように丁寧にメッセージを返されたときで、相手が怒っているパターンもあった。

そのため、一概に相手が感情的になっていないとも言い切れないので、正直なところケースバイケースだ。

ただ、基本は気にしすぎなくてもいいと思っている。


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まとめ

記事冒頭でも述べた通り、筆者自身はLINEやSNSでも句点「。」を使う。

家族や友人にも句点を使う人はいるため、句点が付いているだけで「怒っている」と感じることは基本的にない。

一方で、普段は絵文字やスタンプをよく使う人が、急に「わかった。」のようなそっけない文だけを送ってくると、少し距離を感じることはある。

つまり、気になるのは句点そのものではなく、「普段との違い」である。

相手の文体や関係性、会話の流れ、伝えたい内容によって、同じ「。」でも受ける印象は変わる。

マルハラは、文末の句点に冷たさや威圧感を覚える現象を表す言葉だが、句点自体は本来ごく普通の日本語表記である。

句点があるだけで相手に悪意があるとは限らず、逆に場面によっては冷たい印象を与えてしまうこともある。

大切なのは、「句点があるかどうか」だけで判断しないことである。

相手が普段どのような文体でやり取りしているのかも含めて受け止めることで、より冷静に相手の意図を判断できるだろう。

ただ、筆者個人的には必要以上に気にしすぎず、相手にどう伝わるかを少し意識するきっかけとして捉えるくらいがちょうどよいのではないかと思う。


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