今年は仮想通貨ブームということで非常に多くの方が仮想通貨市場に参入された。
しかし、ここ最近ではビットコイン(BTC)、アルトコイン共に価格の暴落し、もはや仮想通貨バブルは去ったのかと悲観的な声も相次いだ。
そんな中でも、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンス(Binance)で、高利回りのリキッドスワップ(Liquid Swap)案件が登場しているということで、注目を集めつつある。
筆者自身、仮想通貨市場に参入したのも最近で、バイナンスのリキッドスワップについても、3日ほど前から始めたばかりである。
リキッドスワップは通貨ペアを選び、流動性を提供する(預ける)ことにより、利息がもらえるという仕組みだ。
通貨を預ける際には、クイズが出題され、それに答えるように求められるのだが、答えがわからない場合はどうすればよいのか。
今回は、リキッドスワップを始める前のクイズであったり、高利回りの案件について迫っていきたい。
目次
リキッドスワップでクイズの答えは不要だった
バイナンス(Binance)でリキッドスワップをするためには、仮想通貨のペアを選び「追加」をする必要があるが、すぐに始めることができないようになっている。
流動性スワップのチュートリアルとクイズということで、全10問に答えるように求められるのだ。
また、問題の内容はパッと見で答えられるような簡単なものではなく、ある程度、頭を使わなければ答えられないものとなっていた。(※筆者のような素人の場合)
筆者は当初、問題の答えに正解しない限り、リキッドスワップはできないのかと思い、早く行いたいのにも関わらず、すぐにできないことに焦った。
しかし、これにはいくつか抜け道があった。
まず、答えに関しては、問題一覧の一番下の方に「Show Answers」という項目があるので、そこをクリックすることにより、答えが分かる仕組みとなっている。
もしくは、同じく問題一覧の下にある「キャンセル」をクリックする。
すると、「終了してもよろしいですか?」と聞かれるので、「承認」をクリックして一度元の画面に戻る。
そしてもう一度、リキッドスワップの仮想通貨ペアを選ぶ画面で「追加」をクリックすると、次は問題が出されず、すぐに承認の画面へ移行するので、問題をスキップすることができるのだ。
なお、クイズを開始する前に、「×」をクリックして一度画面を閉じてから、もう一度「追加」をクリックしてもクイズをスキップすることは可能となっている。
なので、必ずしも自力で問題を解かなければいけないというわけではなさそうだ。(※今後のアップデートで仕様は変わる可能性あり)
バイナンスのリキッドスワップで高利回り
バイナンス(Binance)のリキッドスワップでは、さまざまな仮想通貨のペアを選んで預けることにより、利回りを得ることができる。
利回りの率に関してはそのときによって変わるが、「手数料収入」と「流動性報酬」といった形で利益が得られるようだ。
2021年4月27日の現時点においては、「INJ/BNB」のペアと「COS/BNB」のペアは高利回りの案件となっている。
どちらも、預けることで得られる利率は徐々に下がっていっているが、それでも流動性報酬は現時点で年利100%以上なので、他の通貨ペアより高めになっている。
ただ、リキッドスワップで預けるにあたり注意点もあり、預けた通貨ペアの価格差が広がることによって損失を出してしまうこともある。
これは「インパーマネントロス」と呼ばれる現象で、流動性プール内における通貨ペアの割合を一定に保つために行われる調整によって、通貨の枚数が減少することがあるようだ。
なので、高利回りのペアが必ずしも得であるかというと、そうではない場合もあるので注意が必要となる。
考察・まとめ
ビットコインなどの仮想通貨の価格暴落の原因は、米大統領・バイデン氏による増税発言が発端とされているが、仮想通貨技術に決定的な欠陥があっての暴落ではないため、いずれ相場は復活するのではないかと考えている。
ただ、下落相場から回復するまでの期間がどのくらいかかるのかは予測不能となっており、数ヶ月~数年ほど要する可能性もある。
なので、上昇相場に切り替わるまでは、バイナンスのリキッドスワップなどを活用して通貨を預けて利息を増やしていくというのも一つの戦略であると思う。
筆者自身も仮想通貨市場の暴落により、かなりの含み損を出したがこれにめげることなく、リキッドスワップなどで通貨を預けて資金を増やしつつ、ガチホしていきたいと思う。