【2026年】梅干しの土用干しはいつ?始める時期・日数・注意点など

梅を塩漬けにしたあと、意外と迷いやすいのが土用干しのタイミングである。

「土用に干す」と聞くと、土用入りの日にすぐ干さないといけない気がするかもしれない。

土用の丑の日に合わせるのか、梅雨明けを待つのかで迷う人もいるはずだ。

結論からいうと、2026年の梅干しの土用干しは、暦の上では2026年7月20日以降が目安となる。

ただし、実際に始める日は土用入り当日ではなく、梅雨明け後に晴れが3日ほど続きそうな日を選びたい。

目次

2026年の梅干しの土用干しはいつから?

2026年の梅干しの土用干しは、冒頭でも申し上げた通り、7月20日以降を目安に考えるとよい。

国立天文台の2026年暦要項では、夏の土用入りは2026年7月20日0時48分とされている。

また、2026年の立秋は8月7日20時43分である。暦の考え方では、夏の土用は立秋前の約18日間なので、日付の目安としては7月20日から8月6日ごろまでと見ておきたい。

暦の根拠は、国立天文台 暦計算室の2026年暦要項と、土用の用語解説で確認できる。

ただし、梅干し作りでは暦だけで始める日を決めないほうがよい。

土用入りの日が雨だったり、湿度が高かったりするなら無理に外へ出す必要はない。

なので、実際は梅雨明け後、晴れが3日ほど続く見込みの日を選ぶとよい。

なお、先週あたりまでは台風の影響もあり日本各地で雨が続いていたが、気象庁によると、沖縄~近畿までは2026年7月8日時点ですでに梅雨明けしていると報道されている。

気象庁の梅雨入り・梅雨明け速報

なので、沖縄~近畿にお住まいの方は、天気予報で晴天が3日ほど続く日を確認できれば、土用干しを始めるタイミングと考えてよい。

一方、関東甲信や北陸、東北、北海道では、まだ梅雨明けしていない地域もあるため、最新の梅雨明け情報と天気予報を確認してから始めるのがおすすめである。

土用干しは「土用入りの日」にこだわる必要はない。

「梅雨明け後に晴天が3日ほど続くタイミング」を優先して始めることが、失敗を防ぎ、おいしい梅干しに仕上げるコツである。


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土用干しを始める前に確認したい注意点

土用干しを始める前に、まず天気予報を確認する。

できれば3日ほど晴れが続き、急な雨の可能性が低い日を選びたい。

ただし、必ず連続3日でなければならないわけではない。

途中で天気が崩れそうなら、いったん室内へ取り込み、晴れた日に続きを干しても問題ない。

次に、梅の状態を確認する。

梅が梅酢にしっかり浸かっていて、異臭やぬめりがないことを確認したい。

白く見えるものが塩の結晶なら問題ない場合もあるが、ふわふわしたカビや異臭、広い範囲の変色がある場合は無理に進めないほうがよい。

また、ザル、箸、保存容器、手を清潔にし、干す場所は日当たりと風通しのよい場所を選ぶ。

地面に近い場所はほこりや虫が付きやすいため、台の上に置く、干しネットを使うなど工夫すると安心である。

土用干しは屋外で食品を扱う作業なので、天気だけでなく衛生面や干す場所まで準備しておくことで失敗を防ぎやすくなる。

土用干しのやり方

土用干しは、梅を梅酢から取り出し、汁気を軽く切ってからザルに並べる。

梅同士がくっつくと乾きにくいため、少し間隔を空けて置く。

日中は1〜2回ほど上下を返す。

皮が破れやすいので、箸や手で強くつままず、やさしく扱いたい。

梅がまだやわらかい場合は、少し乾いてから返すほうが崩れにくい。

また、夜は室内に取り込むのが無難である。

昔ながらの作り方では夜露に当てる方法もあるが、初心者は雨や湿気のリスクを避けるため、室内へ取り込むほうが扱いやすい。

干し終えた梅は、梅酢に戻して保存する方法と、そのまま保存容器で保存する方法がある。

梅酢に戻すとしっとりした食感になり、そのまま保存するとややねっとりした仕上がりになりやすい。

干し上がりの目安として、表面のべたつきが少なくなり皮に少ししわが寄って、手で持ったときにやわらかさが残っているくらいがちょうど良いので、カラカラになるまで乾かす必要はない。

「3日」はあくまで目安であり、干しすぎると皮や果肉が硬くなりやすく、特に小粒の梅や皮が薄い梅は乾燥しやすい。

そのため、2日目以降は梅の状態を見ながら調整する方が無難だ。

ちなみに筆者は、梅を乾かしすぎて「カッチカチやぞ!」みたいな状態になったことがある。

なので、最後は梅の状態を見ながら、半日追加するか、早めに切り上げるかを判断すると失敗しにくいので、ご参考までに。


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筆者の体験とまとめ

梅干しの土用干しは、「土用入りの日」にこだわるよりも、梅雨明け後に晴れが続くタイミングを選ぶことが大切である。

実際にも、「天気予報を確認してから始めたら、皮がやわらかく香りのよい梅干しに仕上がった」「仕事の都合で2日しか干せなかったが、梅の状態を見ながら進めたら問題なく完成した」という話もよく聞く。

ちなみに筆者自身は、マンションのベランダで土用干しをした際、鳩に梅を荒らされてしまい、泣く泣く処分したことがある。

また、普段からベランダに鳩がよく来てフンをしていくので、衛生面にもかなり手を焼いた記憶がある。

鳩がよく来ていた理由としては、お隣さんのところに鳩が巣を作って住みついていたというのも大きかった。

そのため、鳩が来やすい時間帯はこまめに様子を見たり、防鳥ネットを使ったりして対策するようになった。

梅干しは長期保存できる食品だが、土用干しの最中は梅を屋外に干すため、雨や虫、鳥、ほこり、カビなどには十分注意したい。

また、土用干しを無理に予定どおり進めるよりも、梅の安全に配慮した上で取り組むことが失敗を防ぐコツである。


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