新型コロナウイルスが日本で蔓延してから、連日のようにコロナに関する報道がなされ、「感染者数が過去最多!!」。
「感染者数が過去最多タイです!!」という言葉を多く目にするようになった。
この過去最多という言葉の意味はわかるが、過去最多タイとはどういう意味なのであろうか?
また、普段からあまりにも最多報道が多いことから、「うざい」、「しつこい」という声も徐々に見受けられるようになってきた。
確かに、多くのマスメディアは、回復した人など、退院者数を報じることはほぼ皆無だが、感染者数のみ一方的に報道している感はある。
今回は、「過去最多タイ」の意味であったり、最多報道に関する意見などについて見ていこうと思う。
目次
過去最多タイとは?
まず、「過去最多」の意味としては、過去と比較して最も多いというそのままの意味となる。
では、「過去最多タイ」とは何かというと、「過去と比較して最も多い数と同じ数」という意味になる。
よく、ゴルフやバレーボールなど、あらゆるスポーツで、「最多タイ」という言葉が使われることがあるが、この「タイ」というのは、同点や同じスコアを指す。
英語でタイは「tie」と表記され、「同記録」「引き分け」「互角」などという意味で使われることがある。
つまり、新型コロナにおいて、感染者が過去最多タイとはどういう意味になるのかというと、「過去の感染者数と比較して、最も多かった人数と同じ数に並んだ」ということになる。
過去最多報道に「うざい」「しつこい」という声も
新型コロナの過去最多報道に対して、ネット上でも「うざい」、「しつこい」という声が多く見受けられるが、筆者もそれに対しては、ほぼ同意見である。
確かに、最近の報道については、感染者数をやたら強調している感じがある。
コロナ感染の最多報道について、さすがに露骨すぎたのか、ネット上でも不満の声が多く見受けられるようになった。
過去最多の報道に対するネット上(ツイッター)の意見は以下となる。
コロナさー、とにかく「過去最多」とか「○日連続」とか言いたいだけなのかなとか思うんだよね。なんかもうそういうのいいよ。わかってるから。なんか他に言うことないんかなって。
— MRAD (@DANEYA_cub) January 21, 2021
日曜初の1000人超
初とか…
過去最多とか…いい加減しつこい!
かれこれ1年になると言うのに…— tadayuki.m (@tadayukim2) January 10, 2021
過去最多過去最多って不安ばかり煽ってないで、今日は〇〇人退院しましたって報道も一緒にやれよク◯マスコミ(個人的な感想です)( ´-`)
— ヴォルさん.。・*・:≡三└(┐Lε:)┘ (@volver39) January 20, 2021
もう毎日、最多、最多ばかりでうざい!
— たか (@taka_0625tk) January 6, 2021
過去最多!!過去最多ですよぉぉぉぉぉぉ!!!
○曜日としては過去最多です!!
○県は過去最多です!!とか散々煽って、いざ全国、東京共に最多ってなったら最高に嬉しそうに報道するよな
冬期の感染力やら検査数の分母やら言わずに
言論の自由を振りかざすけど、言論の責任も問えるようにしろ— 奈菜梨@釣りしたい (@rikaandhanyu) January 7, 2021
都内計9万人→回復「退院」計7万人
退院した人や回復した人のことはなぜ言わないの?
「気を緩めないように」とか言ってきそうだな!
その時点でありのままの報道をしていない!
情報操作になりかねない!
感染者の人数を毎日、公表するなら退院者の人数も毎日、公表すべき!
絶対!
— €€€〆€$€ (@YsTDTPYgjOURRiO) January 21, 2021
ニュース、最多最多うるさいなぁチューリップかお前は
— とっきー (@tttockllll) January 7, 2021
最多報道のまとめ
筆者自身もブログメディアを運営しているが、確かに不安を煽るというのは、アクセスを集めるのにも有効であり、稼ぐために不安を煽りたくなる心境は理解できる。
ただ、日本メディアのコロナに対する報道は少しやりすぎている感じがする。
コロナの恐怖を煽ることで、自粛したり、感染予防をしようと考える人は出てくると思う。
しかし、それも行き過ぎると、以前のマスク買占め騒動や、自粛警察の増加など、不要な混乱を招くことにも繋がりかねない。
また、自粛さえしていれば良いという単純な話ではなく、経済もしっかり回さないと、生活できない人が出てくるのも事実。
なので、ただ単に感染者数だけを報じるだけでなく、退院者数や検査数など含め、総合的に見れる形で報道されるようになると、コロナに対して正確かつ冷静に判断できる人が増えていくのではないだろうか。
筆者自身も、ブログメディアを運営する側として、過剰に不安だけを煽るような記事を書かないようにと心がけたいものだ。