日本の俳優として有名な松方弘樹さんが、「脳リンパ腫」を患っていたことが判明したが、
この病気はどのような病気なのであろうか。
また、脳リンパ腫の原因やエイズとの関係性なども気になるところであるが、
今回は、ネットでも注目されている余命や入院先の病院はどこ?
ということなどについても含め、見ていきたいと思う。
◆脳リンパ腫について◆
ではまず、脳リンパ腫についてであるが、こちらの正式名称は、「中枢神経原発悪性リンパ腫」といい、
およそ10万人に1人かかるといわれている病気である。
そして、この病気は、血液中のリンパ球が脳内で異常ともいえる量に増えてしまい、”悪性リンパ球”となってしまうもので、脳腫瘍の一種といわれている。
つまりは血液中のリンパ球が異常な量に増加し、がん化することにより、
リンパ腫という”腫瘍”を作り上げてしまうのだ。
なお、リンパ腫の性質及び形状は大きく2種類に分類され、
その一つが、「ホジキンリンパ腫」、そしてもう一つが「非ホジキンリンパ腫」となる。
そして、こちらの2種類のうち、日本人に多いとされるのが、「非ホジキンリンパ腫」であり、こちらは「ホジキンリンパ腫」と比較して治療が困難かつ、
リンパ腫が脳や脊髄なども含め、全身に行き渡る可能性も高いという恐ろしい病気であるといわれている。
また、発症する年代としては中高年に多いといわれ、8割以上の患者が、50歳以上であるという。
ただ、若者にはかからないのかというとそうではなく、免疫力が低下している場合は、若い人でもかかる可能性はあるので、注意が必要となってくるのだ。
なお、脳リンパ腫の原因としては、はっきりとは特定されていないが、ウイルス感染やピロリ菌感染、放射線などが挙げられている。
また、なりやすい人の特徴としては先ほど挙げさせていただいた50歳以上の中高年や、臓器移植をされた方。
さらに、免疫抑制剤を使われている方や、HIV(エイズ)に感染している方も挙げられている。
◆原因にはエイズとも関係が?◆
ちなみに、エイズ(HIV)と、リンパ腫とはどのような関係があるのかというと、
エイズにかかると、免疫細胞が破壊されてしまい、悪性リンパ腫の発生率が上昇といわれている。
また、リンパ腫の病気は近年において増加傾向にあり、その一因がエイズ患者の増加であるとも言われている。
つまり、原因としては特定されていないものの、かかりやすい人に共通しているのが、人の免疫機能であり、それが衰えると、前述させて頂いた通り、年齢に関わらず感染する可能性が高くなるということが言えそうだ。
◆入院先の病院について◆
次に、松方弘樹さんの入院先の病院名はどこ?ということについて見ていきたいと思う。
まず、松方さんの入院先の病院にどこなのかということついては、
東大ことの「東京大学医学部附属病院」ではないかとネットで噂されているようだ。
なお、その他には、「東京女子医科大学脳神経外科」や、「東京慈恵医科大学付属柏病院」なども噂されているが、その理由としては、以前の女性セブンの記事にて、「都内にあり、脳神経外科の名医が数多くいる大学病院である」など、様々なヒントから導き出された予想のようだ。
しかし、可能性は高いと思われるものの、本当にそのいずれかの病院であるかどうかははっきりしていないので、あくまでご参考程度に見て頂きたいと思う。
◆余命とまとめ◆
松方弘樹さんの余命については、公表されておらず、
もともと面会謝絶で治療に励まれていたこともあり、そのあたりの情報は不明となっている。
ただ、脳リンパ腫における余命としては、様々な説があり、
およそ3年から7年の間とも言われているようだ。
また、非ホジキンリンパ腫であった場合の5年生存率も、約50%前後とかなり低めとなっている。
松方さんの事に関しては非常に悲しい出来事であったが、脳リンパ腫は非常に恐ろしい病気であるので、
普段から免疫を低下させないように心がけたい。
また、定期的に検査を行い、発症したとしても早期発見できるように、日頃から、気をつけておくのが理想的であるかもしれない。
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