今や、新型コロナウイルスの第3波到来ということで、世間は大騒ぎとなっている。
そんな中、以前に話題になっていた「未来人2062氏」より明かされた、コロナを上回る脅威をもたらす新型ウイルスの発生が危ぶまれている。
ネット上の噂によると、その正体こそが、”ハンタウイルス”と呼ばれるウイルスのようだ。
2062氏はコロナは問題ではなく、ハンタウイルスの方が問題であると言及されているようだが、果たしてその予言は本当なのかデマなのか気になるところ。
今回は、そのハンタウイルスの予言について迫っていこうと思う。
ハンタウイルスの予言について
未来人2062氏による新型ウイルスの予言については、そこまで詳しく語られているのではなく、「コロナウイルスよりも問題である」ということにとどまっている。
コロナウイルスは世界中で大パニックをもたらしており、経済的にも大きなダメージを受けている。
それを上回るとなると、かなり恐ろしいことになると思う。
ちなみに、コロナウイルスの予言を的中させた、あのインド少年のアビギャ・アナンド氏も、薬の効かない超耐性菌を持つ新型ウイルスが、2020年12月20日に発生し、世界中にさらなるパンデミックを引き起こすだろうという予言がなされているのだ。
なお、アナンド氏によると、そのウイルスはスーパーバグとも表現されているが、その正体がハンタウイルスかどうかは不明となっている。
ただ、2062氏の予言との共通点としては、コロナウイルスとは異なる別のウイルスが発生するということにある。
果たして、両者の予言は正しいのであろうか…。
ハンタウイルスの予言はデマの可能性も
未来人2062氏の言うように、コロナを上回るパンデミックとなると、かなり脅威であるが、彼の予言はデマではないかと思われる方もいるようだ。
未来人2062氏の予言する、コロナウイルスを上回るパンデミックを引き起こすウイルスが、ハンタウイルスだとしたらどうなるのか?
ハンタウイルスは、ねずみなどの哺乳類が持っているウイルスであり、分類としては、ブニヤウイルス科ハンタウイルス属となる。
ハンタウイルスを持っている哺乳動物にかまれたり、排泄物を含んだほこりを吸い込むだけでも感染するといわれているようだ。
そのハンタウイルスの致死率は、厚生労働省によると致死率は「40 ~50%」であることが判明している。
一方のコロナウイルスは年齢によって致死率は変わるものの、平均すると5%以下であると見込まれている。
致死率だけでみると、ハンタウイルスの方が圧倒的な脅威である。
もし、ハンタウイルスが世界中に流行することになれば、大変な騒ぎになってしまうことは想像に難くない。
しかし、致死率は高いものの、ハンタウイルスの場合はコロナと異なり、人から人へ感染することは基本ないと考えられている。
人から人への感染も全くなくはないようだが、限定された状況でしか起こらないと考えられており、現時点では、ハンタウイルスに感染したネズミを避けるようにするのが一般的な対策の模様。
なので、爆発的な感染であるいわゆるパンデミックにはなりにくいのではないかと思う。
こういった背景からも、ハンタウイルス感染拡大の予言はデマの可能性が疑われるようだ。
考察・まとめ
新型コロナウイルスだけでも、大変な状況になっているにもかかわらず、そこで新たにウイルスが発生するとなると、想像するだけでも泣きたくなるものだ。
新型ウイルス発生の予言はデマであることを祈りたいものだが、一方で、ウイルス感染の対策をしておくのも重要であると思う。
対策については、コロナウイルスと同様にはなるが、手洗いうがい、マスクの着用、消毒の徹底など、それらに加えて、極力外出しなくても言いように環境を整えておくことが望ましいと思う。
今後も、新型ウイルス流行に関する情報については、注視していきたいところである。