EU(欧州連合)の加盟国であるイギリスが離脱することにより、
世間やネットでは大変な注目を集めている。
そこで、「EUとは何か?」
という疑問の声が数多く上がっているようだ。
ということで、今回はそれを
簡単にわかりやすく解説するのと共に、
そもそもイギリスはなぜ脱退したのか、
という理由についても、説明させて頂きたいと思う。
そもそもEUとは?
ではまず、EUとは何か?
ということについて、簡単にわかりやすく、
説明していきたいと思う。
EUは欧州連合、すなわちヨーロッパ連合という、
国際組織のことを差すものであるが、
現在のヨーロッパ連合に至るまでは様々な歴史がある。
元をたどれば始まりは、ECSC(石炭鉄鋼共同体)であるが、
こちらはドイツとフランスが主導して結成されたもの。
そしてそれが後に、EEC(ヨーロッパ経済共同体)→
EURATOM(ヨーロッパ原子力共同体)→EC(ヨーロッパ共同体)、
そして現在の「EU」へと派生していったのだ。
ちなみに、現在の加盟国については以下となる。
ベルギー
ブルガリア
チェコ
デンマーク
ドイツ(加盟時西ドイツ)
エストニア
アイルランド
ギリシャ
スペイン
フランス
クロアチア
イタリア
キプロス
ラトビア
リトアニア
ルクセンブルク
ハンガリー
マルタ
オランダ
オーストリア
ポーランド
ポルトガル
ルーマニア
スロベニア
スロバキア
フィンランド
スウェーデン
英国引用元:外務省ホームページより(http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html)
また、EUに加入に加盟国となることによって
どのようなメリットがあるかというと、
まず、やっかいな輸入・輸出の制限を、
加盟国の間においては取り払い、
さらには、通貨を同じものにし、国に住む人々は、
EUの中を自由に行き来きできるというものがある。
つまり、これはわかりやすく簡単に言うと、
各国の間におけるルールなどの障壁を減らし、
バリアフリーな関係を築くといったものだ。
それにより、各国間の戦争などの争いを避け、
さらに、良好な経済効果をもたらし、
それぞれが、WIN・WINの関係になることが期待されて結成された。
しかし、それは”メリット”だけでなく、
”デメリット”というのも存在したようだ。
それについては、次の「イギリスはなぜ離脱するの?」、
の項目とともに述べていきたいと思う。
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