現在、ネット上では2017年5月13日に地震が起きるのではないかと大変な騒ぎとなっており、その場所としては、九州地方の福岡県になるのではないかとの予想だ。
果たして本当に、13日にこれらの場所で地震が発生するのか、それともデマ(嘘)であるのかは気になるところ。
しかし、この地震の予想というのは誰が行っているのだろうか。地震など大きな出来事の度に話題となる未来人が行っているという噂もあるが、今回はその詳細にも迫ってみようと思う。
◆2017年5月13日の地震予言は誰?未来人ではないのか◆
2017年5月13日にて地震が発生するという予言が突如、ネットで話題となったということだが、そこでまず最初に多くの方の頭をよぎったのは、未来人であると思う。
そう未来人は、地震など大きな出来事の際に度々姿を現し、予言を行うのだ。ただ、一概に未来人とはいっても全て同一人物ではないらしく、2062年から来た未来人も入れば、2058年から来たという未来人、2036年から来た未来人もいるようだ。
ただ、地震で最も話題となっているのが、2062年からやってきたという未来人(通称:2062氏)だ。というのも、以前に東日本大震災を予言し的中していたということで、一躍注目を集める事となったからである。
しかし、2062氏は南海トラフの大地震が2017年5月17日に起きると予言していたが、それは外れていた。なので、予言は嘘だったではないかといわれている。
また、2017年5月13日の地震予言も未来人が行っているのかと思ったが実はそうではないので、未来人が予言しているということ自体はデマとなる。ちなみに、今回の予測は立命館の歴史都市防災研究センター所長である高橋学教授が行っているようだ。
◆5月13日に九州・福岡の場所での地震発生はデマ?◆
2017年5月13日の地震予測は誰が行っているということに関しては、教授である高橋学氏であることが分かったが、それは嘘ではなく本当なのだろうか。
ちなみに、高橋氏がなぜ”予測不能”ともいえる地震発生の日にちが言い当てられるのかというと、同氏の経験から分かるとのことだった。なお、同氏が言い当てた地震予測については以下のものとなっている。
・茨城県北部地震(2016年12月28日に発生)
・千葉県北東部地震(2017年2月19日に発生)
そして、高橋氏いわく、大きな地震は突如発生するのではなく、今に至るまでにほとんど発生していなかった場所で起き、マグニチュード3~4くらいの地震が複数回起きるとのことだ。
さらに、それから60日間ほどの静穏期を経てから、マグニチュード2から4くらいの地震が発生し、その半日後から3日後にかけて巨大地震が起きるとのこと。つまり地震はいきなりドカンと来るのではなく、ある程度の前触れもあり、じわじわと時間をかけてから爆発するかのごとく起きるようだ。
また、それについては、あの忌まわしき「阪神大震災」や、「東日本大震災」の時も同様であったという。
そして、直近で、巨大地震のパターンに当てはまっているのが、九州の福岡県であり、今までのデータを元に地震発生日を計算した結果が、3月15日であることが判明したという。そして、地震の規模については、マグニチュード5~7あたりと予想しているとのこと。
なお、高橋氏の予測がデマなのかということについては、そうではないと思う。同氏の予想は毎回100%当たっているということではないが、今までのデータを元に、わりと高確率で言い当てているので、九州の福岡等での地震発生の可能性は一概には否定できない。
◆考察・まとめ◆
5月13日に起きると予測されている、高橋学氏の予言が当たるかどうかはまだ分からないが、十分に警戒や、対策を講じておく必要はあると思う。
ちなみに、筆者自身も阪神大震災を経験しているが、そのときは家が潰れてしまったことが記憶にまだ新しい。
もう二度とあのような経験はしたくないと思うが、事前にある程度地震を予測できるとなれば、ある程度の対策は立てられるようになるので、それは人類の画期的な進歩といえるのではないだろうか。