イデコのデメリットは独身者にもある?学生のうちから知っておきたいお金の知識!

皆さんは、イデコ(iDeCo)というものを聞かれたことはないだろうか。

こちらは、個人型確定拠出年金といわれるもので基礎年金や、なんと!厚生年金などの公的年金に上乗せして給付を受けることが可能な私的年金となっている。

また、自営業者のみならず、主婦や公務員、会社員など、様々な方々が加入できるようになっているようだ。

今や、もらえる公的年金の額が徐々に減っていき、最終的には年金の制度自体がなくなってしまうのではないかとも騒がれている。

このように将来の公的年金が不安な状況にあるので、是非ともイデコについて、学生のうちから知っておきたいところ。

ということで、今回はiDeCoに加入することによる独身者のデメリットや、加入後、死んだらどうなるのか?という疑問についても見ていきたいと思う。


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イデコのデメリットは独身者にはあるの?

 

イデコに加入することで、独身者にデメリットはあるのか?という疑問の声も聞かれるが、実際のところはどうなのであろうか。

ちなみに、イデコ(iDeCo)の主なデメリットとしては、以下のようなものが挙げられる。

・60歳になるまで引き出し不可

・自らで運用しなければならないので、プラスになることもあれば元本割れし、マイナスになることもある

・口座開設時と維持に手数料がかかる

これらのなかでも、特に大きなデメリットは60歳まで引き出せない、つまり「途中で解約できない」というものだと思う。

そして、これが独身者にとっても大きなデメリットになりうるのである。

例えば、結婚することになり、お金が必要になったときや、自分の身に何か起きたときに支えてくれる家族がいなかった場合、その分、お金が必要になるケースも考え得る。

もちろん、既婚者の方でも急に大きなお金が必要になることは考えられるので、60歳までお金が出せないというのは、独身者に限らず注意しておきたいところ。


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イデコに加入後死んだらどうなる

 

イデコ(iDeCo)に加入した後、万が一、「死んだらどーなる?」という疑問の声も多々聞かれるが、実際そうなった場合どうなるのであろうか。

そちらについては当然、掛け金が全額無駄になるというわけではなく、「死亡一時金」として遺族の方がお金を受け取ることができるのだ。

ただ、そうすると一つ疑問が浮かび上がる。

そう、他に生命保険で、死亡保険に加入している場合で、元々掛けている死亡保険金の額が非課税枠を満たしていた場合、イデコの掛け金が課税されてしまうのではないか?ということだ。

しかし、その点についてもしっかりと考慮されており、イデコでの死亡一時金は、死亡退職金としての「非課税枠」がある。

つまり、生命保険の死亡保険金の非課税枠とは別に使用できるのだ。

なんと素晴らしい制度なのであろうか。

なので、「死んだらどうなるのか?」ということに関しては、掛け金は無駄にはならないので、安心して頂ければと思う。

考察・まとめ

 

今では、マイナス金利政策の影響もあり、民間の保険会社も運営の難しさから、個人年金保険の販売停止が相次ぐ状況となっている。

ちなみに、筆者自身も元々は保険会社に務めていた人間であるが、その某保険会社でも、個人年金保険の利率は下がり、最終的には販売停止となった。

そして、今では少子高齢化の影響もあり、払った公的年金が確実に戻ってくるとはいえない状況。

そうなると、将来・老後を安定させる為に、イデコは我々にとって救世主になりうる存在であるかもしれない。


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